イギリス旅行6日間のうち、1日だけエディンバラへも行ってきました。
エディンバラはロンドンから北に600kmほど行ったスコットランドにある街で、移動は電車・飛行機・バスがありますが、私たちは安くて早いという理由で飛行機を選びました。
利用した空港会社は「Easy Jet」です。
Easy JetはイギリスのLCC最大手で、片道4,500円ほどでエディンバラまで行くことができました!
移動方法や現地の雰囲気をまとめましたので、ご参考にどうぞ。
Easy Jetでロンドン→エディンバラへ!

Easy Jetはイギリスを本拠地とするLCC航空会社です。
ネットで検索すると結構ヤバそうな口コミがたくさん出てくるので、乗るまではずっと心配していましたが、トラブルなく無事に飛びました!
LCCなので持ち込み荷物は1つまでと制限がありますが、一般的なLCCと同等。
外資系なので若干雑な部分も見られましたが、可もなく不可もなく普通です。
イージージェットに大きな不満はないのですが、発着するロンドン・ルートン空港に行くまでが大変だったので説明します( ^ω^ )
ルートン空港(LTN)の注意点
エージージェットはヒースロー空港ではなく、ルートン空港から発着します。
場所がすごく辺鄙で、ロンドンからは少し離れた場所にあります。

ローコストキャリアが多く就航しており、普通の海外旅行ならまず使わない空港。
我々はロンドンから電車で移動したのですが、これがかなり大変でした!笑
失敗談2つがコチラ↓これから解説していきます。
- 空港の最寄り駅(Luton Station)は、交通系ICカード/クレジットカードのタッチ決済が利用できない!
- Luton周辺の治安に注意!!
交通系ICカードは使えない
ロンドン回で触れたように、ロンドンの電車はほぼ全てのエリアでタッチ決済可能なクレジットカードが利用できます。

しかしルートン駅は「ロンドン郊外」にあたるため、ICカードが利用できなかったのです( ; ; )
空港に一番近い駅で使えないことある!?と思いました。
事前にロンドンの駅で切符を買っておく必要があったんですね。
ルートン駅の駅員さんに「1つ前の駅だったらタッチ決済できる」と教えてもらったので折り返す羽目に・・・
一つ前の駅からホテルまで30分ほど歩いて向かうことになりました。
なんてめんどくさい!
せっかく空港最寄りのホテルをとったのに、歩いて行く羽目になるなんて・・
ルートン駅の治安があまり良くない
朝6:30くらいの飛行機を取っていたため、先ほども説明した空港最寄り駅で前泊。
ルートン駅の4つ星ホテルです。
綺麗でスタッフさんもいい人たちでよかったのですが、
駅前の治安が私史上最悪に悪かったのです・・!
トー横なんて可愛いもの。ガチのヤバさがありました。
書き方が今の時代アウトになりそうですが、黒人系の人たちがたくさん集まって、お酒片手に夜通し大音量で変な音楽を流して踊りまくり。
こわいこわいこわい!!!!
ホテルの部屋まで聞こえてくる音楽と掛け声でした。火炎瓶でも投げられるんじゃないか!?と怯えて一夜過ごしました。
友人と一緒だったから乗り越えられたものの、人生で一番恐怖を感じた経験かもしれません・・
可能なら前泊はせず、直接空港に行ける日程で組むのがオススメ!
Luton Stationに泊まっても、結局バス移動
これも盲点だったのですが、空港最寄り駅とはいえ空港に行くはバスを利用しなければなりませんでした。
ホテルからバス停は徒歩圏内だったのですが、まあめんどくさかったですね。歩かなくて済むならその方が楽です。
シャトルバスが出るホテルを選べばよかったかなあと思っています。
エディンバラ観光
空港までの移動でいろいろありましたが、なんとかエディンバラに上陸!
フライト時間は1時間30分、ほぼ満席でした。

快晴のエディンバラはとても気持ちよい!
ロンドンがずっと曇っていたので晴れやかな気分です。
エディンバラ、非常によかったです!スコットランド建築の美しさ、街並みから醸し出される歴史情緒、街に響くバグパイプの音色・・・
時間がゆっくりと流れ、タイムスリップした気分!
エディンバラの街並みは美しい
エディンバラは美しい街でした。
ロンドンよりも、さらにヨーロッパの歴史を感じさせる街並み。

町のいろんなところにバグパイプを演奏している人がいます。どこにいても音楽が流れており異世界感MAX!

このおじさんたちもお仕事で演奏しているので、タダで撮りまくるのはあまり好ましくないよう。チップ世界ですね・・

エディンバラはほとんどの道が石畳になっています。自転車で走るのは大変そう笑
赤いバスと相まっていい味を出していますよね!

こちらは市役所の写真。こんなに豪華な市役所があるのでしょうか・・!

一段と人通りが多いこちらのエリアは、ハリーポッターのダイヤゴン横丁を彷彿とさせる街並み。
それもそのはず、作者のJKローリングはここエディンバラで『ハリー・ポッター』を書き上げたのです!
ファンにはたまらないエリアですね。とにかく視覚に入るお店がすべてオシャレで可愛くて、見ていてテンションが上がりました!


エディンバラにはクロースと呼ばれる小道がたくさん存在します。ペストが流行った時代には凄まじい光景だったとか・・・
そんな歴史を感じながら、ジグザグと探検。
どこを歩いても1800年台にタイムトリップしたかのような景色で歩いているだけで楽しいです!
スコットランドといえば!スコッチウイスキー

スコットランドはウイスキーが有名らしく、専門のお店があります。
スコッチウイスキー・エクスペリエンスでは実際に蒸留の様子を見学できるのです!
私たちは見学しませんでしたが、誰でも入れる売店にはたくさんの小瓶が並べられていました。可愛いサイズ!

酒類は飛行機や日本へ持って帰る際にサイズ制限があるので、小さいサイズはありがたい!2本ほど買って帰りました。
スコットランド名物なのでぜひお土産に!
ロス・ファウンテンの美しさ
エディンバラ見学で最も目を引いたのがロス・ファウンテンです。

逆光なんですが、iPhoneのノーマルカメラで撮影してこの美しさです。
美しいターコイズブルーと金のコントラストが青空に映えます。
当時は前知識なしで観光していたため、「ほえ〜美しい噴水だなあ」と眺めていたんですが、よくよく調べてみるとすごいものでした!
1862年のロンドン万博にて展示されていたもので、Ross Danielという人物が2000ポンドで購入しエディンバラ市に寄付したものだそう。
だからRoss Fountainと呼ばれているんですね。
現在の位置には1872年から設置されているようで、長い歴史をもった噴水でした。
長い年月で老朽化が目立ったため、2008年から水の噴出をストップ。2017年には改修工事のため展示が中止されたそうです。
ようやく2018年に再設置され、現在の姿となったようです。
とても良いタイミングに訪れることができました!
本当に美しく、ずっと眺めていられました。エディンバラに行ったらぜひ探してみてくださいね。
エディンバラ城見学
エディンバラに来たならお城見学は外せません。かつて要塞として活躍したエディンバラ城。インターネットから事前予約をしていざ見学!
チケットが結構いいお値段。日本円にしたら3,000円以上することになります。
完全予約制なので事前予約は忘れずに!

世界史やお城について全く知識がないので、素人目に感じたエディンバラ城の見どころをピック。
- 実際に使われていた砲台は、毎日13時に時報として利用されている!
- 戦争や刑務所など、負の遺産もそのまま残している!
- スコットランド王室に関する展示/イギリス最古の王冠がある!
実際に使われていた部屋の数々を自由に見学することができ、日本のお城とは内装が全然違うなあと思いながら見学しました。
王室の華やかさもありつつ、戦争の城塞としての歴史も展示されており、しっかり歴史の勉強をしてからくればよかった・・・!!と思いました。
スコットランド王の王冠は、写真を撮っていませんが非常に豪華で美しかったです。
1511年に完成したグレートホールと呼ばれる赤い部屋には、実際に使われていたであろう武器や甲冑が展示されていました。

すべてが美しい・・・スコットランドはエレガントな首都と呼ばれていたそうですが、まさにその呼び名に相応しいお城でした。
またエディンバラ城はハリーポッターの舞台としても有名ですよね。私はマニアまでは及びませんが、一応全作鑑賞済み。
確かにお城の外観やエンブレムはハリーポッターの年代とマッチしていてそっくりだな〜と思いました。
歴史好きは必見かもしれません!もっと勉強してくればよかった・・!
エディンバラはぜひ訪れてほしいまち!
ロンドンから1時間半足を伸ばせば訪れることができるエディンバラ。
ロンドンが近代的な街であるのに対し、エディンバラはとても歴史情緒に富み、タイムトリップを経験できる街でした。
同じ国でも少し離れた地域に行くだけで全く違う文化が形成されるんだなあと実感する滞在となりました。
ロンドンを訪れる予定の方は、ぜひ時間をとってエディンバラも訪れてみてくださいね!とってもオススメです!